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まちづくり情報 12号 ページ2
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〜稲生町街区住民・商業者対象〜
●まちづくりアンケート結果報告●
空洞化する中心市街地のまちづくりに望むこと
まちづくりへの参加について


 空洞化している中心市街地のまちづくりに望むこととして、「大型店誘致」が最も多く(27%)、次いで「高齢化社会に備えたまちづくり」でしたが、その両者を選んだ人は少なく、まちづくりに対する回答者の思惑の相違があるようです。 このように大型店誘致の声がある中で、市商振連では、現在実施中の稲生町コンパクトタウン検討会で、大型SCジャスコの申し入れについて、まちづくりの一環としてどのように対応すべきか話し合いをすることにしています。
 前問で「大型店誘致」「大規模再開発」「ミニ開発」を望む方(158件)にまちづくりへの」参加を問うと、実に60%がまちづくりに「積極的に参加したい」または「条件が整えば参加したい」と答えました。

建物と土地の所有者について

 建物と土地の所有についての質問では、自己・家族の所有とする回答数が約半数で、この比率は事業者(286件)も住民(295件)もほぼ同じでした。

望まれる施設

稲生町での居住について

 まちづくりに望むこととして、「高齢化社会に備える」「共同駐車場」「公共施設誘致」と答えた方(173件)が望まれる施設は、「駐車場」が32%、高齢者住宅が24%、老健施設が18%、休憩所が17%でした。


 稲生町に住む回答者(204件)に対し今後の居住について聞くと、6割が「ずっと住みたい」「当分の間住みたい」と答えましたが、一方で3割の方が無回答で、複雑な事情も絡んでいるものと思われます。

稲生町に住みつづけたい理由

中心市街地活性化基本計画を
どのような方法で知ったか


 住みつづけたいと答えた方(178件)の理由については、生活に便利であり、住みなれたところだからという回答が多く、稲生町に対し愛着の念を持っておられるように見受けられました。


 当まちづくり情報などで毎回取り上げていた「中心市街地活性化基本計画」ですが、78%の方が何らかの方法で知ったと答えていますが、一方で「知らない」と答えた方の割合は19%にのぼり、基本計画を理解していただくことの難しさを痛感しました。

回答者の職業・年齢・家族構成


 最後に回答者の職業、年齢、家族構成をうかがったところ、自営業と答えた方が過半数を占めました。また、回答者の6割以上が50代以上で、家族構成は3名以下が6割以上でした。
 この他、52名の方から貴重なご意見ご感想をいただきました。
 これらを含め、まちづくりアンケートの集計結果は今月、来月と開催される稲生町コンパクトタウン検討会にも稲生町住民・商業者のご意見としてとり入れていきたいと考えております。
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